京都電燈デナ21
(叡山電鉄)

その10

乗客用シート作成 2005年1月1日

シリコンで原型を型取りし、低融点合金で乗客用シートを作成しました。バリ取りをしていませんが、なかなかいい感じですし、ウェイトとしても十分な重量をかせげそうです。あいにく低融点合金が足りなくなってしまったので、とりあえずひとつだけ鉛で作りました。重さのバランスが悪くなる上、柔らかすぎるので、近々低融点合金を注文して作り直すつもりです。

屋根ゲージの作成 2005年1月2日

床板を作り直したわけではありません。雨どいの位置を基準に屋根の大きさを決め、屋根工作の基準にするゲージを作りました。

車体に雨どいをすでに取り付けてありますので、真鍮ブロック材で作る前面おでこ部分は車体に固定してから削りだすことはできません。あらかじめ真鍮ブロック材をゲージに半田で仮止めし、ゲージのカーブに合わせて削り形を整えた上で車体に固定することにしました。また屋根本体もゲージに合わせて折り曲げ位置を決める予定です。

今日は工作室の掃除、パーツ箱の整理などをしていましたので工作はこれだけ。

つり革の固定方法を考えると共に、室内灯を取り付けるかどうか検討中です。

配線用チャネルの取り付け 2005年1月4日

今日から仕事始め。たいした工作はしていません。

DCC デコーダーを含む各種配線を少しでもきれいに処理するため、チャネル材を床板に半田付けしました。4 ファンクション DCC デコーダーの配線を余裕を持って通せるサイズのチャネルを使いましたので少々大きめですが、塗装して、イスをつければあまり目立たなくなると思います。いつも配線を適当に済ましているので今回はきちんとしようかと思っての工作です。

屋根おでこ部分の切り出し加工 2005年1月6日

真鍮ブロック材から屋根おでこ部分を切り出し、屋根工作用ゲージに半田で仮止めし、グラインダーとヤスリを使用し妻板部分の形を整えました。

おでこ部分全体の形は、屋根本体を真鍮板を折り曲げて作り、それにあわせて整形する予定です。なにぶん、この方法で屋根を作るのは初めてですので、うまく行くか自分でもよくわかりません。まあなんとかなるでしょう。かなり気楽な気持ちで作っています。

社銘板アートワーク

2005年1月8日

叡山電鉄の社銘板がありませんので、先に MicroMark から発売された ProEtch エッチングシステムを使って、自作することにしました。

慣れない CorelDraw を使い、なんとかそれらしいアートワークを作ることができました。

ここでは、GIF イメージ変換していますので、かなり荒れていますが、実際のアートワークは、50 x 75mm サイズでそこそこきれいに出来上がっています。黒い部分がエッチングされる部分になります。

スペースに余裕がありましたので、叡山電鉄、鞍馬電鉄、京福電鉄の3種類のアートワークを作りました。

かなり細い線ですが、さて素人がどこまできちんとエッチングが出来るか、やってみないとわかりません。周囲を抜き落とすほどの技量はありませんので、糸のことヤスリ使用前提の設計です。

裏側アートワーク 2005年1月9日

説明書を読んでいると、抜き落としも裏表の位置をきちんと合わせればそんなに難しくなさそうですし、素材裏側をマスキングし、完成後糸のこ、ヤスリを使う手間を考えれば、抜き落としてしまったほうが楽なので、裏側アートワークを作りました。

昨日のアートワークを 180度反転したあと、パターンにあわせてエッチングをしてはいけない部分をマスクをしました。

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