京都電燈デナ21
(叡山電鉄)

その9

連結器の工作

連結器の工作を行いました。

モデル8の旧型自連に0.5mmの穴を軽くあけ、マッハ模型の配管押さえ(0.4mm 1列)をヤスリで整形したものを差しこみ低温半田で固定し、連結器側の開放テコ受けとしました。

開放テコは、0.3mm の洋白丸棒を折り曲げ、一部ハンマーでつぶして実車のものと似た形にしました。

連結器周り 連結器、開放テコを取り付けました。なかなかいい感じです。

車体内側に雨どい(縦とい)を取り付ければ床下関連完成です。

車側ステップ、手すりとドアノブ 2004年12月26日

車側ステップには、モデル8のロスト製車体ステップが形が似ていましたので使用しました。

手すりは 0.3mm 洋白線を折り曲げ冶具を作って折り曲げ、ドアノブは同じく 0.3mm 洋白線をハンマーでたたいたあとやすりで整形して作りました。

プロトタイプに選んだデナ21は乗客用ドアもすべて手動ドアですので、すべての扉に手すり、ドアノブが付いています。

中央扉の手すりとドアノブ こちらは中央の乗客用ドアです。

これで車体の工作はほぼ完了しました。残るはいよいよ問題の屋根工作です。

台車砂箱の作成 2004年12月28日

スチレン材、いわゆるプラ板で、台車砂箱を作りました。原型を作って複製も考えましたが、出町柳側の台車だけですし複製するほうが時間も手間もかかりますので、左右各2個ずつ作りました。当然のことながら、砂箱はラッカーで塗装できません。台車と分けて塗装するか、エナメル系塗料で台車とも塗装することになります。

乗客用シート作成 同じく乗客用シートもスチレン材で作りました。こちらはとりあえず原型として型を取り、ウェイトを兼ねて鉛合金で複製しようと考えています。ただし、素人鋳造だけにうまく行くとは限りません。失敗した場合にはあと3個同じ物を作り、原型を現物として使うつもりです。

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