京都電燈デナ21
(叡山電鉄)

その8

連結器胴受周りの工作 2004年12月21日

連結器胴受周りの工作を行いました。

モデル8の旧型自連胴受の左右複心バネの上側に穴をあけ、コック部を取り去ったフクシマのエアーホースを通しカプラー台にあけた穴に差し込み、胴受けはエポキシ接着剤で固定。エアーホースは後ほど低温半田で固定します。さらにエコーモデルのジャンパー栓を接着剤で固定しました。

ジャンパー栓、エアーホースの位置は、2M時代の叡山電鉄車輌を参考にしました。ダブルポール時代もこのとおりかどうかは不明です。なお、鞍馬電鉄車輌のダブルポール時代(2M、4M時代共に)の配置は異なります。

乗務員乗降用ステップ取り付け 2004年12月22日

乗務員乗降用ステップを取り付け、車体と合わせてみました。アンチクライマー、連結器と開放テコが未装着ですが、なかなかいい感じです。

主制御器作成 いつも車輌工作においては、いろいろな方にお世話になっていますが、この車輌も例外ではありません。貴重な床下機器をいただきました。

ただ、2Mの叡山電鉄車輌は、開閉器を搭載していないようですし、ヒューズ箱にしても旧型が使用されていて、せっかくいただいた床下機器も主制御器だけを使うのはもったいなくて仕方ありません。素人製作ながら、低融点合金でコピーを作りました。写真下側の元のものに比べて、やはりシャープさに欠けますが、塗装すればあまりわからないだろうと思いますので、コピーを使用することにしました。

エアータンクの作成 エアータンクは、手持ちのどの市販パーツよりも太いもの(容量の大きなもの)が使われている印象を写真から受けましたので、自作することにしました。写真一番右は、比較のためにおいたフクシマのエアータンク(大)です。

旋盤で真鍮丸棒をひいて、0.5 x 0.2mm の真鍮帯板を巻いて、0.25mm の真鍮板で作った台座に固定しました。なお、動力への干渉を避けるために短くカットした状態で作りました。

床下 2004年12月23日

エアータンクに簡単なパイピングを施してそれらしく作りました。

ブレーキシリンダーは、写真にそれらしく写っていたので、エコーモデル製をモーターにあたる部分はカットして取り付けました。

床下その2 反対側の写真です。コピーした主制御器も、こうしてみれば違和感ありません。

主制御器以外の床下機器はパーツ箱から取り出した半ばシャンクに近いものばかりです。

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