みなとみらい線 Y500系
その2

 

洋白感光板 感光板

サンハヤト社より感光洋白板(写真)が発売されています。
このあと車体製作の所で登場するドライフィルムがすでにラミネートされています。大きさは100 × 150mm、150 × 200mm、厚みは 0.1 〜 0.5mm まで計 10 種類あります。残念ながら 20m 級 HOゲージの車体を丸ごと作るわけにはいきません。しかも洋白板の曲げはどうでしょうか?

感光剤スプレー 現在でも手に入るようですが、富士薬品のフォトレジスト(液体)、オムニ社の感光剤スプレーなどを使用する手もあります。でも塗布はむすかしいです。(こちらはポジタイプ)

露光

●露光

ここから現像までは暗い部屋で行うため夜間作業になります。部屋の蛍光灯は消して白熱球だけにします。パターンフィルムの作成で、作成したフィルムの印刷面を内側にして裏表をぴったり合わせます。ずれないように片面をセロテープで固定し、その中に洋白板を入れて2枚のガラス板(作例ではガラスクランプを使用)で押さえて露光させます。

 

ちびライト

蛍光灯でもOKですが、できれば市販の露光機を使用したほうがいいです。作例ではちびライトを使っています。車体用にはケミカルランプを購入し、露光機を自作しました。片面約3分でOKです。

 

●現像

市販の基板用現像剤を使用します。これにはポジタイプと書かれていますが、ネガタイプでもOKです。液温は25℃〜30℃にします。現像液に漬けると、次第に未露光部分が溶けてきます。2分ほどで引き上げます。終わったら水洗い後乾燥させます。

エッチング ●エッチング、水洗い

プラスティック製バットに塩化第二鉄溶液を入れ40度に保つようにします。これに現像済みの洋白板を入れ、エッチングをします。穴が開くのに約1時間半かかりました。

エッチング終了後、専用のバットに水を入れて洗います。

●後始末(廃液処理)

サンハヤトの塩化第二鉄溶液には処理剤が同梱されています。説明書のとおりに処理します。絶対に流しに捨ててはいけません。洗った水も処理の対象になります。

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